初キンカン、初サザンカ
今年もたくさん、実をつけてくれたキンカン。
道ゆく小さな子どもの声が、「小さいみかんがたくさん、食べれるのかなあ?」と、聞こえてきます。


そして、ずいぶん色付いてきました、少しだけ収穫。

以前は、美味しそうなところを摘んでみると、必ず裏側が突っつかれていたものだが、ウチの近所、急激に様変わりして、鳥たちの姿を見ることが減ってしまった。
新しく建ち上がる住宅は、地面をほとんどコンクリートで覆っていて、ほんの1、2本木が植っているスペースがあるくらいで、ぼうぼうに木が生えている、ウチみたいな古い家は、少なくなってしまった。新しい家は、機能的に設計されていて、暮らしやすそうで、若い家族が住んでいて活気がある。確かに、地面の露出が多いと、手入れが大変、多少お金もかかる。
ウチは財力もないので、このまま朽ち果てるまで住み続けるしかないんだが、まあ、木々や花など、結構好きな方なので、庭は、夫の先代からの贈り物と思って、楽しんでいる。
夫の方は、全くもって興味がなく、昔、芽が出たてのアボガドを植えてた小鉢をひっくり返し、慌てて植え直したのが、根っこと芽が天地逆さまになってたような人である。あの時はビックリしたなあ、、、、。
植えたものと雑草の区別もつかないから、草引きも頼めない。それでも、家で採れたものを食卓に並べると、やっぱりうれしいようで、私の留守中にマルタイラーメンを食べる時には、ネギを切ってきて入れているらしい。ネギは識別できるようだ、うん。園芸はやっぱり楽しい。
無傷のキンカンを眺めていると、少し寂しい。鳥たちはどこへ行っただろうか?春にはまた、少しは姿を見せてくれるのだろうか?まあ、人と、鳥や動物たちは、できるだけ住み分けた方がいいのかもしれないけれど。私は、少しは自然と共存していたいなあ。

反対側の庭のサザンカもたくさん蕾をつけていて、今年第一号の開花が見られました。これからが楽しみ。こっちの庭は、南側に面していて、少しは日当たりが良かったのだが、長年駐車場だった隣接地が売却され、程なく住宅が建ち上がる。しかも、土地を二つに分割して2軒建つもんだから、陽当たりはまず、望めない。どうなることやら。ガーデンライフも、日陰仕様に研究し直しか、、、やれやれ。





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