和紅茶のすすめ
なかなかブログの方向性を定めきれないまま、一年・・・・・つい、手軽なSNSを利用してしまいがちですが、せっかく自社ドメインで運営しているので、どなたかに見てもらえるように力を入れていきます♪
今日は、私の住んでいる地域、雨のせいか、午前中比較的過ごしやすい気温です。そこで、今朝は暖かい紅茶。今年はもう、6月からアイスティーに切り替わっていましたが、紅茶本来の風味が味わえるのは、やはりホットです。
私の紅茶歴、まず、子供の頃は、家族で喫茶店(父が無類の喫茶店好きだった)に行っても私はコーヒーを飲めないので、暖かい紅茶にレモンと、お砂糖をた〜っぷり入れて飲んでたんです。大人になって、コーヒーが飲めるようになっても、その日の気分で、紅茶もよく飲みました。コーヒーは、豆が色々選べる美味しい店なんかもありましたが、紅茶はほとんどバリエーションがなく、日東紅茶が日本を独占している中、出会ったのが、「ティーハウス ムジカ」。大阪の堂島の地下、2代目の店舗によく通いました。たくさんの種類の茶葉、壁にぎっしり並んだ異国情緒あふれる紅茶の缶や小物・・・・。音楽にも所縁のあるこのお店、今は亡き、お世話になったSさんご夫妻と私達家族で、コンサートの前に行ったり、私が若い頃に所属していた楽団のサロンコンサートで、休憩タイムにロビーでムジカの紅茶が飲めたり。裕福な家庭ではなかったのに、そういう楽しみを与えてくれた大人たちに、感謝ですね。
バリバリ仕事をしていた頃は、「眠気覚まし」もあって、専らコーヒー党だったのですが、元々胃腸が弱く、ここ10年ほどは、コーヒーは1日1杯くらいしか飲めなくなり、最近では、一日中紅茶を飲んでます。凝り性なので、色々な茶葉を取り揃え、気分で飲み分けてます。コーヒーと違って、家庭でも手軽に美味しく入れられるのが紅茶の最大の利点。それでも、やはり、胃にくるので、デカフェやハーブティも取り混ぜながら飲むようになってきました。
そこで最近よく登場するのが、「和紅茶」。日本産の紅茶です。元々「お茶」の木というのは日本の緑茶も紅茶も、中国茶も、一種類だそうで、製法の他に味を決める大きな要因が、土壌だそうです。日本の土壌では、インドやスリランカのような、深いコクのある紅茶に適した葉にはならないそうなのですが、それが逆に「スッキリ」「あっさり」した味として、近年人気のようで、市場にもたくさんの種類が出回っています。朝食もあっさり済ませたいような時にちょうどいい。今日は、嬉野紅茶でしたが、薩摩の和紅茶も、美味しいのがたくさんあります。
年齢とともに(老化とともに?)、食の好みも変わってきますが、紅茶は、私にとって良い思い出とともにずっと心の糧になりそうです。
懐かしい、ムジカのホームページがあります。場所を移転して営業されているようです。ティーポットが欲しくなってしまいました・・・。
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